日本語教師もりす

タイのチェンマイ在住の日本人のブログです。日本語教師をしています。

タイ語の文法を順番に考えていくシリーズその5

こんにちは、チェンマイ在住の日本語教師もりすです。

これまでタイ語文法シリーズで、タイ語の文法を順番に覚えてきましたね。

今回、シリーズその5では、過去、現在、将来の表現方法を考えます。

これまで覚えたことに加えて、その出来事が過去なのか、今なのか、将来なのかを表現できるようになれば、自分の言いたいことをタイ語でほとんど言えるようになると思います。

過去

タイ語文法分析第五回は、過去、現在、将来の文法です。

まず過去に起きたことを説明する場合の基本的な表現法を覚えましょう。

เขา ทาน ข้าว แล้ว

あの人はもうご飯を食べた。

直訳すると、「あの人、食べる、ご飯、(終わった)」という語順です。

キーワードはแล้วで、ある動作が完了したことを示します。

แล้วは動詞よりも後ろに付きます。

もう一つ例を見ておきます。

เขา อาบ น้ำ แล้ว

あの人はもうシャワーを浴びた。

直訳すると、「あの人、浴びる、水、(終わった)」という語順です。

แล้วを使って動作が完了したことを示しています。

しかし、แล้วは形容詞の後ろにくる場合、少しだけイメージが変わります。 

สวย แล้ว

きれいだ。 

直訳すると、「きれい、(なっている)」という語順です。

決して「きれいだった」という意味ではありませんのでご注意ください。

中国語の「了」と近い概念です。

形容詞の後ろにくるแล้วは、過去のいつかに物事が変化してその結果今の状態になっていることを表現しているようです。

次に、過去の否定です。

เขา ยัง ไม่ มา เลย

あの人はまだ来ていない。

直訳すると、「あの人、まだ、~ない、来る、全然」という語順です。

過去否定のキーワードはยังไม่で、動詞の前に置けば、過去否定「まだ~していない」を表せます。เลยは、否定の時には強調するために時々出てきます。

次に、過去から現在への継続です。

ฉัน เรียน ภาษาไทย มา สิบปี แล้ว

私はタイ語を10年勉強してきました。(女性)

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キーワードは、มาで、動詞と目的語の後ろに置いて、過去からの継続を表現します。

そして具体的な期間を述べる場合、มาの後ろに期間を述べてแล้วで閉じます。

確認のためにもう一つ例を見てみましょう。 

เขา เป็น หมอ มา ห้าปี แล้ว

あの人は医者になって五年になります。

มาแล้วの位置関係のイメージがつかめたでしょうか。

ほかにも、過去から現在への継続はこんな使い方もあります。 

ผม ดู ทีวี มา ตั้งแต่ เช้า

私はテレビを朝から見ている。(男性)

キーワードはตั้งแต่で、「~からずっと」という意味があります。

「動詞、目的語、มาตั้งแต่、時間」の語順で、「~からずっと○○をしている」を表現できます。

こうした文法に加えて、外国語を学び始めのころ、相手に確認したくなるのは、「それは過去のことですか?」とか、「これは過去のことです」みたいに補足したくなるかと思います。

その場合、「過去に」というタイ語ใน อดีตですので、覚えておきましょう。ほかにも、เมื่อ ก่อนも「以前」という意味で使えます。

現在

現在の状態の表現法に関してはシリーズその1で考えたとおりです。

しかし、動作の現在進行形、「~している」については、ここで改めて考えたいと思います。

ผม เรียน ภาษาไทย อยู่

私はタイ語を勉強しています。(男性)

絶対に覚えたいフレーズの一つですね。

直訳すると、「私、勉強する、タイ語、(している)」という語順です。

キーワードはอยู่で、動詞と目的語の後ろについて、動作が続いていることを示します。

少し似ていますが、「今まさに~している」場合は、กำลังを動詞の前に置きます。

ผม กำลัง เรียน ภาษาไทย อยู่

私は今タイ語を勉強しています。(男性) 

「今何しているの?」みたいに聞かれたら、後者のกำลังを使うと正しく表現できます。しかしながら、タイ語はかなりのところ文脈で通じる言語ですので、さほど心配しなくても大丈夫です。

ところで、「過去」という言葉を先ほど覚えましたが、「現在」という言葉も覚えておきましょう。「現在」は、ตอนนี้がよく使われます。「今ですか?」も「ตอนนี้?」で通じます。

将来

少し先の行動を表現する時には、จะを動詞の前に置きます。

ผม จะ ไป โตเกียว

私は東京に行きます。(男性)

直訳すると、「私、(する予定)、行く、東京」という語順です。

จะはとてもよく使われますので、必ず覚えておきましょう。

中国語の「我要去东京」の「要」と同じイメージですね。

○○することが決まってはいないけど○○したい、みたいな場合はจะではなく、อยากจะต้องการที่จะのかたちで言います。中国語の「我想去东京」の「想」と同じイメージですね。

ผม อยาก จะ ไป โตเกียว

私は東京に行きたいです。(男性)

ここで注意すべきなのは、それぞれ否定形の言い方です。

「~しない」の場合は、จะ後ろに、否定のไม่をつけて表現します。

一方、「~したくない」の場合は、อยากจะต้องการที่จะ前に、否定のไม่をつけて表現します。

ผม จะ ไม่ ไป โตเกียว

私は東京に行きません。(男性)

ผม ไม่ อยาก จะ ไป โตเกียว

私は東京に行きたくないです。(男性)

「将来に」というタイ語も覚えておきましょう。ใน อนาคตという言い方をします。

もりすの感想

さて、今回は少し内容が多めでしたね。しかし逆に言えば、過去、現在、将来のタイ語表現の基本はこれぐらいで十分だと思います。

実のところ、このタイ語文法シリーズ5までを系統的に頭に入れておくと、かなり便利です。

私自身、いろいろなサイトを探しましたが、この順番でタイ語を説明しているものが見つかりませんでした。それで自分のタイ語脳を分析して順番に並べました。私自身まだまだ初心者ですが、少しでも参考になれば幸いです。

発音や詳しい意味、他の例文などについては、コピーペーストでこの記事のタイ語タイ語辞書やGOOGLEなどで検索してお調べください。

この文法シリーズでは引き続き、基本文法以外を割愛し、簡潔に紹介したいと思います。

次回は、シリーズその6、5W1Hの質問方法です。

読んでくださりありがとうございました!

間違っている箇所や、さらなる参考情報があったら教えてください!

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