日本語教師もりす

タイのチェンマイ在住の日本人のブログです。日本語教師をしています。

【ほかにあまりない!?】タイ語の文法を順番に考えていくシリーズその3

こんにちは、日本語教師もりすです。

ここまでタイ語の文法を肯定文、否定文と順番に覚えてきましたね。

morris-is-japanese-teacher.hatenablog.com

今回はそのシリーズの続きで、疑問文「〜は〜ですか」を考えましょう。

「~は~ですか」

タイ語文法分析第三回は、「~は~ですか」の文です。
คุณ เป็น คนญี่ปุ่น ใช่ไหม ครับ
あなたは日本人ですか(男性が質問する)
คุณ เป็น คนญี่ปุ่น ใช่ไหม ค่ะ
あなたは日本人ですか(女性が質問する)
質問は、最後にใช่ไหมを使って表します。
タイ語を直訳すると、「あなた、です、日本人、そうですよね?」という感じになります。
そうするとイメージは、質問者は質問する前から、ある程度相手が日本人だと予想していることになりますね。
日本語の場合、例えば「あなたは中国人ですね?」と聞くときも、多くの場合、「あなたは中国人ですか?」と聞きます。なぜなら、終助詞の「ね」が断定的なのに対し、「か」は客観的で、相手との距離感を取れるからでしょう。心の中で相手がおそらく中国人だろうと思っていても、「か」を使って自信なさげの奥ゆかしさを大切にします。
タイ語の場合、ใช่ไหมがタイ人にもよく使われています。これもある意味で奥ゆかしさで、「自分の発言って合ってますかね?」的な丁寧さを醸し出しています。
「あなたは日本人です。そうですよね?」
これがタイ人の奥ゆかしさ溢れる質問方法です。

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日本語の場合、文末の「ね」と「か」と「よ」の使い分けはかなり複雑ですが、他の言語ではこの辺りのニュアンスはつかみやすい言語が多いと思います。
นี่ คือ ต้มยำกุ้ง ใช่ไหม
これはトムヤムクンですか?
ルールは同じですね。
肯定文の後ろにใช่ไหมを付けると、「〜は〜ですか」の疑問文が作れます。
ここまでで、いわゆる第二文型、SVCの肯定文、否定文、質問文を覚えました。言い換えると、「~は~です」、「~は~ではありません」、「~は~ですか」の形です。
次回シリーズその4では、第一文型と第三文型、すなわちSV、SVOを考えたいと思います。これまた言い換えると、「~は~する」、「~は~を~する」の言い方です。
文法のイメージを順番につかんでいきましょう!
読んでくださりありがとうございました(^^)/
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【ほかにあまりない!?】タイ語の文法を順番に考えていくシリーズその2

今回も、タイ語の文法をゆっくり着実に覚えたい方向けのシリーズ記事です。

シリーズその1では、「〜は〜です」という肯定形を覚えましたね。

morris-is-japanese-teacher.hatenablog.com

それで今回その2では「〜は〜ではありません」という否定形を覚えましょう。

「~は~ではありません」

タイ語文法分析第二回は、「~は~ではありません」の文です。

ผม ไม่ใช่ คนญี่ปุ่น ครับ
私は日本人ではありません(男性)
ฉัน ไม่ใช่ คนญี่ปุ่น ค่ะ
私は日本人ではありません(女性)
タイ語の語順で、「私、ではない、日本人」となります。
否定形はไม่ใช่を使って表します。
とても便利なことに「〜は〜です」の否定文を作る場合は、いずれもไม่ใช่を使えばOKです。
นี่ ไม่ใช่ ต้มยำกุ้ง
これはトムヤムクンではありません
シンプルですね。
*ところで発音についてですが、学習者それぞれ覚え方が違うと思います。カタカナと1から5までの数字を使って音と声調の組み合わせを覚える人もいれば、アルファベット表記と英語の簡略記号(Mid, Low, Fall, High, RaiseをMLFHRとする)で全てを覚える人もいるでしょう。このシリーズ記事では、とにかく文法に集中するために発音については記載しませんがご了承ください。

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ですます調はタイ語でも、とっても大事

ところで、タイ語の会話では文末に、男性であればครับ女性であればค่ะを付けて話します。
日本語で言う敬体文章、つまり「ですます調」で話したい時に、タイ語では語尾にครับค่ะを付けます。
参考書によっては、とにかく語尾を省いている本もあります。
しかし、タイでは皆が当たり前のように使っていますので、使うくせをつけておくと良いと思います。
語尾に付けて損はない。そんな言葉です。
さて、もうここまででタイ語の肯定形、否定形を覚えましたので、次回タイ語の文法シリーズその3では、疑問形「〜は〜ですか」を考えましょう。
読んでくださりありがとうございます!
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【ほかにあまりない!?】タイ語の文法を順番に考えていくシリーズその1

こんにちは、チェンマイ在住の日本語教師もりすです。

今回から少しずつタイ語の文法について本格的にまとめてみようと思います。

というのも、私自身、タイ語の文法が知りたくてネットで探したのですが、順序正しく説明しているものがあまり見当たりませんでした。

英語や中国語を学ぶに当たって、さらには日本語を教えるに当たって、文法を意識することは欠かせませんよね。

しかし、タイ語を効率よく覚えるためのサイトはあまりありません。

それで、私なりにまとめたタイ語の文法を皆さまにシェアしていきたいと思います。

発音や具体的な会話については、ほかのサイトにすでに良い情報がありますのでそちらをオススメします。

このサイトでは、とにかくタイ語の文法に注目します。

「文法を順番に覚えていきたい!」という方におすすめの内容です。

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「〜は〜です」

まずタイ語文法分析第一回は、「〜は〜です」の文です。

ผม เป็น คนญี่ปุ่น ครับ

私は日本人です(男性)

ฉัน เป็น คนญี่ปุ่น ค่ะ

私は日本人です(女性)

タイ語はSVの文型で、主語述語の順番です。

そして「〜は〜です」の場合、SVCという英語と同じ順番になります。

中国語とも同じですね。

タイ語を日本語に直訳して順番を示すと、「私、です、日本人」の順番になっています。

เป็นという動詞が「〜は〜です」にあたりますね。

เป็นのイメージについてなんですが、はっきりと意味を捉えるために、属性」と覚えましょう。

つまり、「私」の属性の一つが「日本人であること」を示すために、เป็นを使っていますね。

一方、属性ではなく「イコール」で特定したい場合は別の動詞を使います。

例えば、「これはトムヤムクンです」という場合、「これ」はつまり「トムヤムクンそのもの」を指します。

นี่ คือ ต้มยำกุ้ง

これはトムヤムクンです

語順は「これ、です、トムヤムクン」の語順で、คืを使います。

この場合、ここにあるトムヤムクンそのものに、これといった属性はなく、とにかくトムヤムクンという料理であることを示したいだけです。

タイ語文法その1をまとめますと、Aの属性を示したいときはAเป็นB、Aが何なのかを示したいときはAคือBを使うことが文法の基本になります。

この文法を覚え、単語を幾らか覚えれば、「〜は〜です」の文章を使いこなせるようになります!

次回は、否定文「~は~ではありません」をシェアしたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました(^^)/

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大人でも子供みたいに外国語を覚えられる? 子供の外国語教育、何歳から始める?

皆さん、こんにちは。日本語教師もりすです。

今回は、私がタイのチェンマイで行っている語学教育ボランティアについて、まとめてみたいと思います。

私は当初、チェンマイ市内で小学校高学年のタイ人生徒に日本語を教えていましたが、色々な事情でチャイプラカーンという田舎町に引っ越して、今は政府運営の地元幼稚園で英語を教えています。

相手は、タイ人やタイ生まれの中国人、タイアイ人の子供たちです。

「幼稚園児に英語を教えるほうが簡単だよ」とタイ人の先生に言われて始めたんですが、これが結構大変です(´・ω・`)

まず基本的に言って、幼稚園児の場合、学習意欲という概念がありませんね。生きることで精一杯、とにかく遊びたい、そんな感じに見えます。だからこそ可愛いんですが。

加えて、私は日本語教育能力検定試験を合格しましたが、その中の内容に幼稚園児を教育するものはなかったと記憶しています。

しかしながら、最近、子供を教える経験を通して、大人の外国語学習について見直したり、幼少期から多言語に触れるメリットを知れたりしています。

 

子供のように外国語を覚えなさいと言われたことありますか

国語学習において、子供のように、耳で聞いたことをとにかく真似して覚えるみたいな学習法がありますよね。

文字とか文法とかは無視して感覚に頼って学習するという方法です。

「だって子供って考えずに言葉覚えるじゃないですか」。

はい、理論的にはそうです。

私も外国語学習においてそういうイメージを大事にしています。

ただし、大人の外国語学習者の方は、忘れてはいけない事実があります。

大人は子供ではない。

大人は子供には戻れない。

考えるなと言われても考える。

これが事実です。

この事実は、タイの幼稚園で子供に英語を教えているとはっきり思い知らされます。

例えば、1から10までの数字を英語で教えるとしましょう。

One, two, three, ...

結果はどうなるでしょうか。

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子供たちは見事に覚えます。

次に、りんごを三つ書いて、「これは?」と聞くと、どうでしょうか。

大人だったら、おそらく「スリー」と答えたくなりますよね。

でも幼稚園児は違います。

「アップン!」

タイ語なまりの、いやというかタイ語だろ、という回答が来ます。

先生の空気を読んでくれません。

これぞ子供です。

結果こちらがしびれを切らして、「スリー」と言うと、みんな一斉に「スリー」と言います。

では次にりんごを一個増やすとどうなるか。

「フォー!フォー!」

お、空気を読んでくれた。

とホッとしていると。。。

子供たち、「ファイブ、シックス、セブン……!」

勝手に始まっちゃいます。

そしてなんだかんだで、みんなも絵を描きたくなったり、後ろで暴れ出したりして、言語学習どころじゃなくなります。

おそるべし子供たち。

彼らの脳の中を完全に知ることは到底できないでしょう。

まとめると、大人と子供はまったく違う生き物なのです。

では、大人が子供のように外国語を覚えるにはどうしたら良いのでしょう。

絵で覚えよう、疑問を抱こう

 大人も、子供のように絵を使って外国語を覚えるのはとても効果的だと思います。

例えば数字を覚えるにも、いちはoneと覚えるよりも、りんごが一個書いてある絵を見てoneと覚えるほうが良いと思います。

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その時に、疑問をたくさん抱けるとなおいいですね。

この果物は何というのだろう。

果物といえばほかに何があるだろう。

この色は何だろう。

ほかの色もありえるかな。

大きさはどうかな。

例えばこんな感じで、ちょっとした絵でも色々疑問を浮かべることができますね。

絵には強い力があります。

人の脳と心に働きかけます。

例えば、Visual dictionaryと自分の学びたい言語を併記して検索すると、無料の画像と情報が見つかるはずです。

英語を学ぶにはこんな辞書がありますよ。

①かなり専門的な英語も学習可能

Visual Dictionary Online

②基礎的な単語を学習しやすい

pdictionary.com

中国語を学習するならこんな辞書ですね。

Chinese picture dictionary :: Online-languages.info

ちなみに、私は中国語を学ぶ時に、「起きてから寝るまで」シリーズの絵の本を使いました。アマゾンさんで手に入ります。

 

英語を学ぶ時は、まだ絵で覚える大切さに気づいていなかったので、いまだに英語を話す時には頭にまず日本語を浮かべてから翻訳して話しています。

しかし中国語や、今学んでいるタイ語は、ほとんど絵やイメージで覚えているので、話す時にストレスフリーです。

絵で覚える時に一つオススメしたいのが、単語と一緒につながりのフレーズも覚えることです。

例えば、りんごを見ますね。

中国語の説明の場合だとこうなるでしょう。

苹果

まず発音して暗記します。

次に、自分が使いそうなフレーズをイメージして覚えます。

红色的苹果。

我吃了红色的苹果。

你喜欢苹果吗?

訳すと、「赤いりんご」、「赤いりんごを食べた」、「りんごは好きですか」。

こんな感じで、自分の会話のレパートリーでありえそうな文を考えておきます。

意外と自分が使いたい会話って、そんなに多くないはずですから、まずは絞って覚えていきたいですね。

さて、次に、子供たちの外国語学習について考えましょう。

子供は何歳から外国語に触れるといいでしょうか。

子供に何歳から外国語を学ばせるか

子供の外国語学習については色々な意見があるでしょう。

日本語教師の知識の中でも、バイリンガルの分野の知識は必須とされています。

例えば、バイリンガルには付加的バイリンガルと呼ばれるものと、削減的バイリンガルと呼ばれるものがあります。

付加的とは、第二言語の知識によって元々の知識も向上するパターン。

削減的とは、第二言語の知識によって第一言語もおぼつかなくなり、ある種の知識が喪失するパターン。

ぜひ付加的バイリンガルを目指したいですよね。

私が教えている子供たちは、特殊な環境に住んでいると言えます。

タイという国に住んでいますが、家では中国語(雲南語)を話していることもよくあります。5歳くらいになると、日中はタイ語の学校、夜間は中国語(標準語)の学校に通い始めます。

私は、中国村のタイ語学校で英語を教えていますが、子供たちは村の中では主に中国語、村の外ではタイ語を使います。

日本では考えられない環境ですよね。

しかし、さほど混乱している様子もなく、当然のように二つの言語を話せます。

受ける印象は、付加的バイリンガルです。

片方の言語で学ぶことで、もう片方の言語の知能も身に着けているように感じます。

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一方、チェンマイ市内のインターナショナルスクールに行くと、中国人や韓国人、日本人の子供たちが英語で基礎教育を受けています。彼らはほとんどの場合、タイ語は話せません。

彼らに直接何かを教えたことはありませんが、おそらく母語での教育を家庭で受けなければ、削減的になる危険があると思います。

なぜなら、母語の教育がないからですね。

それで、多くの場合、親が家庭教師をつけていたり、自分で母語を一生懸命教えていたりします。

中国村の子供たちの利点は、母語での夜間教育があることです。

一部の子供たちにとっては、日中のタイ語母語での教育で、夜間の中国語教育は将来仕事で使うための投資だったりします。

村の子供たち本人は、母語という意識は特に持っていません。

「どっちが得意?」と聞くと、成績的な得意不得意はあるものの、別に母語という感覚を持っているわけではなさそうです。

これは、日本に住む日本人にとって、興味深いですよね。

日本では普通、家でも日本語を話し、学校でも日本語を話します。

英語という授業があるにしても、時間の割合にすると、たかがしれています。

学校の外の文化で、英語を使わざるを得ない環境はまずないでしょう。 

母語は当然、日本語ということになります。

そうすると、日本に住む子供たちは、いつから外国語を学習すると良いでしょうか。

日本に住んでいる場合、母語である日本語の教育を受ける限り、早くから別の外国語を学んでも削減的になる可能性は低いと言えるでしょう。

ただし、これはなかなかデリケートなテーマです。

私はインターネットで中国人に日本語を教えていますが、生徒さんの中には、日本に住んでいる中国人の方もいます。ある主婦の生徒さんは、子供が九歳になるまで、子供に一切中国語を教えなかったそうです。子供は日本語しか話せないそうです。

日本で住むには、バイリンガルになることを完全にあきらめるのも一つの手ですね。

日本は島国で、とにかく外国語を話す機会が少ないからです。

しかし、子供に将来、外国語に苦手意識を持たずに、世界基準で活躍してほしいと願うなら、できるだけ早くから外国語に関わる機会を持たせてあげるほうがよいと思われます。

苦手意識、というのもポイントですよね。

幼少期は、「これは○○語で何?」とか聞いて覚えさせるのではなく、自然と外国語の動画に触れさせて、歌を覚えたり、セリフを真似したりするのがいいのかなと思います。

子供の耳は驚異的です。発音を聞き取り、上手に真似できます。自分の口が発する音声について固定観念がないからですね。

幼少期にはとにかく音に慣れさせる。

これぐらいの外国語学習が、日本では現実的なのかもしれませんね。

読んでくださりありがとうございます!

幼稚園児に外国語を教えている方などいらっしゃいましたら、ぜひコメントをお寄せください。

参考にさせていただきたいと思います(^^)/

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