コロナ禍で外国に行けない期間の過ごし方
「コロナ禍で外国に行きたいけれど行けない」と思うことがありますか?
旅行が好きな方にとって、コロナは大変憎たらしい敵ですよね。
もし、外国に短期・長期滞在をしていた方なら、これからどこで生活しようか真剣に悩んでいるかもしれません。
私、日本語教師もりすは旅行好きで、2021年夏までタイに長期滞在もしていましたので、まさに上記の一人です。
「コロナ禍の時間を有効活用して、ポジティブに生きたい!」と思っている方や、実際に何か新しいことを始めて楽しんでいる方に、今回の記事「コロナ禍で外国に行けない期間の過ごし方」を読んでいただけたらうれしく思います。
思考力を使う大切さ
コロナの流行前まで、私はタイ北部の田舎町チャイプラカーンの小学校で、ボランティア教師をしていました。それと同時に、少しばかり、中国人向けのオンライン日本語教師をしていました。
しかし、2020年は一年中コロナの影響を受け、思うように外にも行けず、友人の子どもを預かったので帰国のタイミングも逃しました。(詳細は過去の記事)
そんな中、2020年冬頃から、自分にできることを増やすことを目指して、いろいろなオンラインツールを使い始めてみました。YouTubeやInstagram、Twitterなどです。
それまではオンラインツールに全く興味がなかったのですが、「世界中の人が旅行することに難しさを感じている時代に、外国文化をシェアすることに価値が生まれるのではないか」と考えたのがきっかけです。
オンラインツールというと、ほとんどの方が視聴者として活用しているのではないでしょうか。
例えば、YouTubeは有益な情報を無料で手に入れられるので、見ると便利ですよね。きっと、皆さんも日頃から何かのオンラインツールを使っていらっしゃるのではないかと思います。もちろん、この「はてなブログ」もそのひとつですね!
ただ、視聴する側と、制作する側では、面白さが違います。
一般的に、動画を視聴したり情報を取り入れたりする時には、さほど思考力や集中力が必要ありません。何か別のことをしながら、スマホを眺めたり、動画を流しっぱなしにしたりする方もいるのではないでしょうか。
思い返すと、昔はテレビが主流だったので、ほとんどの人は視聴者になることしかできず、受動的に情報を取り入れることになるので、「テレビばかり見ていると賢くなれない」みたいなことを親に言われたこともあるかもしれません。
しかし、制作する時は、かなり思考力と集中力を使います。
制作する内容が動画であれ記事であれ投稿であれ、いろいろなことを考えなければなりません。
例えば、
- 「自分には何か有益そうな情報があるだろうか?」
- 「この情報は誰に役立つだろう?」
- 「どの言語で、どのような伝え方をしたらいいだろう?」
などなど企画の段階で結構悩みます。
そして、いざ制作を始めてみると、別の問題も出てきます。
- 「どんなオンラインツールを使うといいだろうか?」
- 「この内容は本当に正確だろうか?」
新しい技術について調査したり、情報の正確さを確かめたりしなければなりません。
しかし、実は、企画から制作、その後の結果に至るまで、自分でやってみないと分からない発見がたくさんあります。その過程で得られる知識が、意外なところで活用できたりします。コロナ禍でみんなが知りたい情報や技術は、大体似ているんですよね。
そして、このプロセスには、旅行の醍醐味と通ずる部分があると思います。
団体旅行の場合には受動的な行程も多々ありますが、個人旅行の場合は自分で企画して、実際に行動し、その結果がどうなるかを体験するという楽しさがありますよね。実のところ、結果よりも、過程に価値があるのではないでしょうか。
コロナ禍で、思うように旅行ができない中、旅行と同じような体験のプロセスを楽しむために、自分にとって新しいオンラインツールを使い始めてみるのは、いかがでしょうか。
どんなオンラインツールを活用するか
自分が、誰に向けて、どんな情報を、どんな方法でシェアしたいかによって、どんなオンラインツールを使うかが決まると思います。
大まかに、以下のように分類できます。
- 日本や欧米の人に比較的長めの動画をシェアしたい→YouTube
- 日本や欧米の人に比較的短めの動画や写真をシェアしたい→Instagram
- 日本や欧米の人に自分の出来事を気軽にシェアしたい→Twitter
- 中国の人に比較的長めの動画をシェアしたい→BiliBili
- 中国の人に比較的短めの動画や写真をシェアしたい→Red Book
- タイ人に向けて情報を発信したい→Facebook
私のブログを読んでいる方の中には、外国語に興味がある方や、すでに外国語を話せる方も多くいらっしゃいますね。外国語を話す人に向けて情報を発信すると、思ってもみない反応があるかもしれません。
私もいろいろ試した結果、ありがたいことに、2021年3月ごろから、フリーランスの日本語教師・翻訳の仕事が入るようになってきました。
投稿を見た方が私に個人的に連絡を下さって、「日本語レッスンはいくらですか」とか「翻訳は一文字いくらでお願いできますか」とご質問くださいます。私の場合、レッスン費とレッスン内容を相談後、およそ8割の方が実際にレッスンを申し込んでくださいます。
いくつかの日本語学校も私を見つけて連絡を下さって、レッスンのオファーをくださり、私は最近そのうちの一つの学校のクラスレッスンを担当しています。
どのオンラインツールを使うべきか、それは対象や情報の内容によって変わりますが、ひとまず半年ほど、いくつかのツールを粘り強く試してみると、自分に合った方向性が見えてくるのではないかと思います。
少なくとも、新しいツールを使おうとする過程で、様々な発見があるはずですので、「コロナ禍で外国に行けない期間の過ごし方」にぴったりだと思います。
ようやく手に入れた便利なパートナー
ところで、私はこれまで様々な動画や投稿を作る時に、Trio Officeという無料のオフィスアプリを活用していましたが、2022年からいよいよマイクロソフト社の有料のオフィスアプリを導入しました。Microsoft 365のオンライン版、おすすめです!
Microsoft 365をまだ使っていない方がいましたら、とても便利ですので、こちらのAmazonリンクからご購入を検討してみるのはいかがでしょうか。
動画や投稿、その他のファイルを作る上で、Microsoft 365があると効率が格段に上がります。
では、今回は「コロナ禍で外国に行けない期間の過ごし方」をご紹介しました。
長文を読んでくださり、ありがとうございました(^^)/