日本語教師もりす

タイのチェンマイ在住の日本人のブログです。日本語教師をしています。

中国語の学習法、ピンインの読み方を覚えた後は何をすればいい?

皆さんこんにちは。

時々もりすブログを見に来てくださっている方、どうもありがとうございます。

今回は久しぶりに中国語学習について書こうと思います。

というのも、多言語学習をしているうさぎさんから、「ピンインから漢字に移行するあたり」の学習法についてコメントをいただきました!

コメントくださり、ありがとうございます。しかも、うさぎさんは若輩もりすのブログ通り、ピンインから中国語学を始めてくださっています。

もうすでに、Google翻訳も認める中国語力のようです。

kiriusa.at.webry.info

なんとうれしい。

というのも、すでに以前の記事で書きましたが、大切なので改めて書きます。

中国語を学習するならピンインをまず勉強してください!

ピンインなくして、中国語の上達はありません。

そして、ピンイン表を読めるようになったら、次がピンインから漢字への移行です。

ピンインから漢字に移行したころの学習法 

你好。

你好。你好吗?

我很好。你呢?

我也很好。

これが、私がピンインから漢字に移行した最初の会話文です。

この会話文を正しい発音で読めますか。

いきなりは無理ですね。

でもピンインを覚えていれば、正しく読めます。

これもすでに以前紹介した通りですね。

では、このステップにおいて大事なのは、どんなことでしょうか。

私の中国語学習の記憶を一生懸命思い出してみました。

んー。。。

あ、そういえば。

私が使った301の教科書の特徴となっているのは、会話例の後に単語の説明があり、次の課でもう一度同じ単語を使って会話を増やしていくことです。

 

単語の説明と言うのは例えば、你はピンインがniで声調が3声、意味はあなたといったぐあいです。

それで、ピンインから漢字に移行していく段階で一つ大切なのは、一つ一つの漢字のピンインと声調を頭と口と耳に覚えさせることです。 

最初のうちは文章を全体で見るのではなく、漢字一つ一つで覚えていく 

一つ一つの漢字のピンインと声調を覚えるとはどういうことでしょうか。

例えば、先ほど紹介した会話文であれば、7つの漢字で会話が成り立っていますね。

你,好,吗,我,很,呢,也。

これらの各漢字のピンインと声調を見て、しっかり頭で覚えましょう。

一つ一つの漢字の音を覚えてしまえば、次の課で、違う漢字をまた覚えることができます。

これが私の中国語学習法でしたし、確実に発音を覚えて上達するための正攻法だと思います。

あとあと、楽に中国語を話したいなら、結局はこれがきっと近道です。

ですが!

それでも「301のような教科書を使わずに、Google翻訳とかで必要なフレーズだけ覚えたい」という方もいるかもしれませんね。

私が思うに、ピンインが読めて、声調ルールを理解していれば理論上はそれも可能と思います。

例えば、こんな文を早い段階で検索して覚えるとしますね。

こんにちは、トイレはどこですか。

你好,洗手间在哪儿?

Ni3hao3, xi3shou3jian1zai4na3er?

ピンインと声調符号が読めて、第三声が連続するときに変調することを学んでおけば、正しい発音で読めるはずです。暗記もできるでしょう。

しかし、ほかのフレーズも覚える予定があるのであれば、事前に一つ一つの漢字の音を覚えておいた方が、やっぱり近道だと思います。

極端かもしれませんが、例えば、次にこういう文を覚えたくなるかもしれません。

うちでは手を洗ってからご飯を食べますよ。

在我家,洗手后才可以吃饭。

Zai4wo3jia1, xi3xhou3hou4cai2ke3yi3chi1fan4

在,我,洗,手は一緒ですから、もし漢字の音を覚えていれば、ピンインがなくても読めますね

では、次にこれを覚えるとしたらどうでしょうか。

ご飯食べたらうちにおいで。

吃饭后你来我家吧。

吃,饭,后,家は学習済みですから、増えた漢字だけ覚えればOKですよね。

ですからもし、一つ一つの漢字で覚えていれば、またまたピンインがなくても読めますね

じゃあ、しつこいですが、電話で使うこんな文はどうでしょう。

こんにちは、今うちにいるよ、うちにおいでよ。

你好,我在家,你来吧。

もしこれまでの漢字を一つ一つ覚えていれば、何も調べなくてもピンインが思い浮かんで読めますよね!

そうすると、理想の学習法はなんでしょうか。

使う回数の多い漢字を一つ一つ覚えていくことですよね。

そういう意味で考えると、301教科書のクオリティーは高いです。

正直言うと、教科書の例文にある「我也很好」なんてあまり言わないです。

でも、

我,也,很,好,

これら一つ一つの漢字はもう本当に最高頻度で使います。

日本語で言うと、学習者が「は、です、ます」の読み方使い方を覚えるくらい重要です。

国語学習のポイントは、文全体をなんとなく覚えるのではなく、漢字一つ一つをしっかり覚えていくことです。

しかしながら、覚え方もとても重要です!

頭だけで覚えてしまっていませんか

一つ一つの漢字のピンインと声調を覚えることに加えて、覚え方も大事です。

多くの学習者は目でピンインを見て、頭で考えます。

もちろんこれは大切です。

ただ、そのように頭で理解して満足してはいけません。

口と耳にも、覚えさせましょう!

口で正しい音を発します。

テープやビデオ、アプリで正しい音を何度も聞き、真似をします。

しかも、ひとつの音だけでなく、男性バージョン女性バージョンいろいろ聞けるといいですね。

次に、耳で自分の音を確認しましょう。

テープと同じ音を口から出せていますか。

録音してみるのもいい方法です。

参考までに翻訳アプリの音声認識も使えますし、声調確認機能があるサイトも利用できるでしょう。

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どの言語でもそうですが、頭で覚えることと、口で覚えること、耳で覚えることはそれぞれ別々です。

ちなみに、耳に正しい発音を覚えさせる時に、最大の敵となりえるものはなんだか、考えたことがありますか。

話せるのに聞き取れない、その原因は意外と?

私は中国人の生徒さん相手に日本語教師の仕事をしていますが、中国人の生徒さんもいろいろです。

ただ往々にして、日本語を学習する中国人の方は、脳を使ってしっかり考える方が多いので、頭ではしっかり覚えています。

でも中には、口や耳で覚えていない生徒さんもいて、試験は得意なのに会話が苦手だったりします。

また、頭と口で覚えてはいるんだけど、耳で覚えていない生徒さんもいます。

こういう生徒さんの特徴は、何かわかりますか。

話せるのに聞き取れないんです。

そしてその原因を突き詰めると、そのひとつに、自分自身の発音が少し雑という原因があります。

だいたい伝わればいいと思っていたり、仕事で使わざるを得なくて正しい発音がおろそかになっていたりするんですね。

まあ、日本人は外国の人が多少日本語の発音を間違えていても、理解してあげられますよね。

結果、日本語を話して仕事をしている中国人の方など、発音が雑になっていることがあります。

このタイプの場合一番かわいそうなのは、実は学習者本人の耳です。

中国語を学習する日本人にも、同じ原理が当てはまります。

間違った自分の発音に慣れすぎて、正しい発音の中国語を聞き取れなくなってしまいます。

特に母音ですね。

子音は間違うと、意味が変わってくるので早めに訂正されやすいです。

でも母音は多少あいまいでも、ネイティブスピーカーは聞き取ることができます。

しかも母音は何かと音の基礎になっているので、母音が正しく発音できていないといつまでたっても聞く力が成長しません。

子音にもいくつか、特に注意を要するものがあります。

zh, ch, sh, rとかですね。

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まとめると、聴く力の最大の敵となりうるものは、自分の口ということです。

逆に、正しい発音を身に着ければ、正しい音をいつも耳が聞くことになります。

つまり、自分の口が、聴く力の最大の練習相手ともなりえます。

それでぜひ、何よりもまず正しい発音を身に着けたいですね!

話せるかどうかは言語力だけが要因ではない?

頭と耳では覚えていても、口が覚えていない生徒さんもいます。

聞き取れるけど話せない、というタイプですね。

もちろん言語学習の初期は、この傾向になりがちです。

タイ語学習3か月目の私も、今この傾向があります。

単語や文法の知識不足が原因ですね。

こればっかりは努力して知識を増やすしかありません。

ポジティブに考えれば、話せるけど聞き取れないよりも、聞き取れるけど話せないは、正しい発音を重視している証拠であり、いい兆候です。

しかし、単語や文法をかなり知っていて、学習期間もそれなりに長いとすれば、言語力が原因ではないのかもしれません。

だいたい理解しているんだけど、失敗が怖くて言葉にできない。

耳で聞くだけで精いっぱいで、自分で話を切り替えられない。

使ってみたことがないから自信がない。

いろいろと悪循環が生じますね。

つまり、言語面だけでなく、性格面が関係してきています。

こういうタイプの生徒さんの特徴は、発音は結構きれいだけど、文法がぐちゃぐちゃだったりします

使い慣れていないので、反射が作れていません。反射についても以前紹介しましたね。言語学習において、欠かせない要素です。

このタイプの方は、どんな学習法を意識するといいでしょうか。

文を声に出して読み、覚え、反射を利用して話せるように練習します。

学習の時は、「この文章をどんな時に使えるだろう」とイメージしましょう。

また学習をしていない生活の時間も、時折、「この状況で中国語だったらどんな表現をしようか」とイメージしてみましょう。

場面のイメージ作りは、会話力アップにつながります。

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小まとめ

ここまでを少しまとめますね。 

中国語の学習初期にはまずピンインを覚えます。

次にピンインと漢字を一つ一つ結び付けて覚えはじめます。

その時に、耳で正しい音を何度も聞いて、口で真似をし、自分の声で耳にいつも正しい音を聞かせます。

口について言えば、生活をイメージしながら会話文を学習し、チャンスがあればとにかく使いましょう。

当ブログ筆者の中国語学習2か月目から3か月目あたりの思い出

私の中国語学習において、とても大事だったのは、中国人の先生とのマンツーマンレッスンです。

当時私は20歳くらい、先生もほぼ同年代の女性先生でした。

発音はとてもクリアな先生で、「中国語だけで教えてほしい」という私の要望を叶えてくれる優しい先生でした。

が、先生とはいえ人間です。

疲れる日もあれば、体調が優れない日もあります。

20代前半の女性が、中国語のできない私に中国語でずっと話さなければなりません。

しんどいですよね。

読者の皆さんが、日本語のできない外国人と毎週1時間以上、日本語だけで会話し、しかも上達させてあげなければならないとしたら、どう感じますか。

大変ですよね。

生徒に相当がんばってほしいですよね。

そこで私は考えました。

先生のご機嫌を損ねないようにしよう。

でも日本語は使いません。中国語でなんとかしなければなりません。

プレゼントを買うとかそんな卑怯なこともしません。

中国語で、スモールトークを毎回心がけるわけです。

これはとってもいい訓練になりました!

皆さんなら、どうしますか。

どうやって先生と中国語で上手にコミュニケーションを取りますか。

どんな話題を選びますか。

中国人に気にいられるような、喜んでもらえるような会話を考える。

これは中国語を口で覚えるために、かなり役立ちます。

さっきも少し書いた、イメージ力の訓練のひとつですね。

それだけではありません。

先生から、必ず返事が返ってきます。

だから、自分の耳もトレーニングできます。

しかも生きた会話です。

自分が覚えた質問をすると、どんな返事が実際に返ってくるのかがわかります。

当然、先生も、生徒と楽しく会話できると、たくさん質問をしてくれます。

そこでまた耳と口のトレーニンになります。

中国語だけで中国語を学習する。

どの言語でも一緒だと思います。

今のところの印象としては、タイ語タイ語で学ぶのが一番です。

外国語を極力その言語で学ぶ。

たくさんメリットがありますので、もしよかったらやってみてくださいね!

長い文章読んでくださって、ありがとうございました。

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