日本語教師もりす

オンライン日本語教師のブログです。夫婦で、大好きな沖縄に暮らしています。中国語・英語・タイ語が話せます。

タイ語の学習は発音からやってみよう

こんにちは、もりすと申します。

今回は、タイ語学習の続きを書きたいと思います。

前回、タイ語学習は発音から始めることについて紹介しました。

morris-is-japanese-teacher.hatenablog.com

タイ語は発音から学ぶのがいい

なぜ発音から学ぶのでしょうか。

それは重要性から考えると必然です。

例えば、発音より先にタイ文字を覚えたとしましょう。

うねうねとした文字を一生懸命書いて一つ一つ形を覚えていきます。でも、読み方は分かりません。そうであれば、文字を覚えたことに意味があるでしょうか。

しかも、タイ語の場合は、中国語と違い、文字は音を表しているにすぎません。ですから、タイ語の文字を覚えても、そもそも正しい音を出せなければほとんど意味がありません。それに対して中国語の場合は、例えば漢字で「生活」と書けば、音はわからなくても、日本人はおおよそ「普段の暮らしのことを言っているのかな?」と頭に浮かぶので、文字を覚えるメリットがありますね。

つまり、タイ語を学ぶには文字より先に絶対に発音を学ぶべきだと考えられます。

では、発音より先に基本会話を暗記するのはいかがでしょうか。

簡単に言えば、しばらくカタカナを使ってタイ語会話を暗記する方法です。

例えば、「こんにちは」、「ありがとう」、「トイレはどこですか?」くらいまでは、暗記もありだと思います。というのも、この3つの表現は、短期の旅行でも覚えたいくらい重要表現ですよね。どんな言語を学ぶにしても、この3つの表現は欠かせないと思います。

しかし、ここから先の表現、例えば、数字の言い方や名前の言い方など、これまた必要度の高い表現を覚えるうえで、正しい発音は欠かせません

なぜなら、数字や名前は、自分が言うだけでなく、相手の発音を聞き取る力が求められるからです。実際、数字は聞く場面のほうが多いですよね。「これいくらですか?」「25バーツです」とかですね。

そうすると、結論はやはり、タイ語は発音から学ぶのがよいということになります。

ちなみに、中国語は絶対に、発音から勉強することがおすすめです。そのことは以前に紹介させていただきました(^^)/

morris-is-japanese-teacher.hatenablog.com

タイ語の発音、ひとつのビデオで覚えようとしていませんか

さて、では実際にどのようにタイ語の発音を覚えるといいでしょうか。

基本的には、タイ人の発音を、タイ人の説明で覚えるのが最善です。

これはどの言語でも同じですね。

正しい日本語を覚えたいなら、日本人の発音と説明を聞くのが一番です。

しかも、ひとつの音について、一人の発音だけでなく、いろいろな人の発音や説明を聞くと、耳が慣れて、音の出し方もわかってきます。

ですから、タイ語の子音や母音について、たくさんビデオを見て勉強するのがよいと思います。もちろんタイ人の先生が近くにいるならそれがベストでしょうが、なかなか探すのが難しいですよね。ちなみに私も、特に先生はいません。ただ、タイで生活しているので、いろんな人に使いながら、通じるかどうか試すことはできています。タイ語を勉強する方はおそらく、日本にずっといるわけでなく、タイに来ることを考えているでしょうから使う機会はきっとありますね!

たくさんビデオを見るとはどういう意味でしょうか。

ひとつのビデオを繰り返し見て覚えるという意味でしょうか。

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ここで少し、時間の有効活用を具体的に考えましょう。

例えば、15分のタイ語発音学習ビデオを見る時間が、合計2時間あるとします。つまり、8回ですね。

では、どうしますか。お気に入りの同じビデオ1本を8回見て内容を完璧に覚えますか。

それとも、ビデオをいくつか探して、例えば同じビデオを2回ずつ、4本のビデオを見ますか。

もし、お気に入りのビデオばかり見るとしたら、そのビデオの発音と内容にしか接することができないのではないでしょうか。

ですから、ぜひ、似たような内容の、でも先生や説明の違うビデオをいくつも見て、耳と口を練習するようにしてみませんか。

ちなみに私のお気に入りは、以下のYOUTUBE動画です。でもこの先生以外にも、いろいろなタイ人先生がYOUTUBEで教えてくれていますので探してみてください。

https://www.youtube.com/channel/UCYZkGD3wuAGFcHy_4mjmHew?sub_confirmation=1

 

中国語ができる方には朗報

さて、タイ語の発音は、日本語と中国語で使う音によって、だいたいすべて覚えることができます。

日本人の苦手なタイ語母音は、中国語にある”e”の音に近いです。逆に、中国人が苦手なタイ語母音は、日本語の「え」の音に近いです。

だいたい日本語と中国語の音をすべて使えば、タイ語の音をそれらしく表現できます。

もちろん、タイ語の音として、タイ人の発音で覚えるべきですが、中国語ができると少し楽にタイ語の発音をイメージできると思います。声調についても、中国語ができるとイメージしやすいでしょうね。

ちなみに、タイ人のルーツには、中国系の歴史が混じっていますので、中国の潮州語からの影響がタイ語に及んでいます。

まとめ

というわけで、今回は、私がタイ語の学習を発音から始めてみた理由をシェアいたしました。また次回、外国語学習についてアップしたいと思います。

読んでくださりありがとうございました!

再びブログを見に来てくださればうれしく思います!!!