チェンマイ中心からチャイプラカーンに引越し
皆さま、こんにちは。
2018年3月からチェンマイの中心部に住んでいましたが、9月末からチャイプラカーン(Chai Prakan)に引っ越すことにしました。チャイプラカーン、聞いたことありますか?(間違ってチァイプラカーンと書いてしまいやすいですね。)
今回はチャイプラカーンについて少しご紹介したいと思います。
テレビはある、ラジオもある、自動車はそんなに走ってねえ
チャイプラカーン(Chai Prakan)は、チェンマイの中心部から北に向かって車で2時間半走ったところにある、小さくてのどかな田舎町です。
チェンマイ県(Chiang Mai province)に属してはいるものの、チェンマイの中心部とは雰囲気がかなり異なります。大きなデパートもなければ、渋滞も全くありません。
チャイプラカーンから北に車で30分進むと、ファーンという町にたどり着きます。そこにはようやく、マクロ(Macro)とテスコ(Tesco)があり、日本人でも困らずに買い物ができます。
チャイプラカーンから西にしばらく進むと、ノンブア(Nong Bua)もしくは热水塘と呼ばれる中国人村にたどり着きます。中国語を母語にしている人もたくさん住む町です。私はノンブア(热水塘)で日本語教師のボランティアをする予定です。
では、チャイプラカーンの家は、どんな雰囲気でしょうか。チェンマイの中心地の家賃と比べてどれくらい安いでしょうか。家賃の相場はいくらくらいでしょうか。
なんと、チェンマイの中心地の家賃の3分の1
まず、チェンマイで日本人はどんな所に住んでいるのでしょうか。
チェンマイに長期滞在する日本人が住む家は、大きく分けて2タイプです。ひとつはコンドミニアム、もうひとつは一軒家です。コンドミニアムのメリットは、セキュリティ面の安心さ、ジムやプールがある場合が多いこと、光熱費がやや安いこと、などでしょう。一方、一軒家のメリットは、部屋が広い、庭がある、隣の音が気にならないこと、などでしょう。
チェンマイの家賃の相場は、月5,000バーツから15,000バーツまで、家の質によって幅があります。つまり、月18,000円程度から52,000円程度という感じですね。
例えば、
トイレやシャワー付き、でもキッチンなしの家具付き1部屋のコンドミニアムで、月5,000バーツ。
キッチンも付いて洗濯機も付いて2部屋タイプの家具付きコンドミニアムで、月8,000バーツ。
平屋タイプの一軒家で、大きな部屋が2つ、月10,000バーツ。
いずれにしても、管理の行き届き具合や立地の良さで値段が変わってきますね。
では、チャイプラカーンの家はどうでしょうか。
チャイプラカーンの場合、今のところコンドミニアムがありません。全て一軒家です。
日本でいうところのアパートのような佇まいの、民宿のような場所に長期滞在することはできますが、ベッドとシャワーとトイレが付いた、一部屋タイプの部屋しか基本的にはありません。相場は月2,000バーツから3,000バーツですね。こうしたアパートタイプは、日中全く家で生活しない人にとっては良いかもしれませんが、快適に暮らしたい人には不向きだと思われます。
チャイプラカーンの一軒家の相場はいくらくらいでしょうか。
ずばり、月2,500バーツから3,500バーツです。つまり、月8,500円から12,500円です。安い…ですよね。
ちなみに、ファーンの町の家も、大体同じくらいか少し高いくらいの家賃ですね。ほとんど相場は一緒です。
その代わり、チェンマイの中心地とは違って、家具が、多くの場合付いていません。テーブルやイス、冷蔵庫や洗濯機、家によってはベッドも自分で準備しなければなりません。このあたりの情報については別の記事にして書きたいと思います。
それでは次に、家の雰囲気をご紹介しましょう。
探し続けなさい、そうすれば見つかります
タイで家を探すコツは何でしょうか。
不動産に行くのではなく、直接、空き家らしき家に行くことです。近所の人に、「あの家を見たい」と言えば親切に手伝ってくれます。空き家が見当たらなかったら、「このへんに空き家はありませんか」と聞くのも良い方法です。
ちなみに代表的な空き家表記はこんな感じですね。
ただ、英語は基本的に通じませんので、簡単なタイ語を使えるように勉強しましょう。「家が見たい」「月いくら?」などですね。
たとえ自分の希望条件に沿う家が無いように思えても、探し続けるなら、きっと見つかります。
一軒家の雰囲気は、例えばこんな感じです。
家の隣に車庫が一台分あります。
TVなど、不要な家具は撤去してもらえます。
家の向かい側には庭があります。
ちなみに、この家を紹介してくれたのは、現地の学校のタイ人の先生です。
自分の力で探す努力をこつこつ続けていれば、意外なところから答えが得られるものですね!
長い文章読んでくださってありがとうございました!
ネット上であまり見つからない、チャイプラカーンやファーンの町についてまた書きたいと思います。