日本語教師もりす

タイのチェンマイ在住の日本人のブログです。日本語教師をしています。

タイ語学習、何から始めるか。発音?文字?基本会話?

皆さん、こんにちは。

チェンマイ在住の日本語教師、もりすです。

今回は、タイ語学習についてのお話をしたいと思います。

先にお断りしておきますが、私はタイ語を真剣に学習し始めてまだ2ヶ月くらいです。タイ語が流暢に話せるわけではありません。

このブログを読んでくださっている方の中にも、新しい言語を学び始めてまだそれほど月日が経っていない方もいるのではないかと思います。言語を始めて間もない頃は、モチベーションを保つのが大変ですよね!

それで、私がタイ語学習2ヶ月ほどで抱いている感覚や考え方をシェアして、皆さんに「へー、こんな言語もあるのか」とか、「ちょっと言語学習への考え方が広がったな」など、少しでも良い影響があればいいなと思います。

では、タイ語学習のお話、始まり始まりぃ。 

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181029132635j:plain

タイ語はどんな言語?

สวัสดีครับ

こういうタイ文字を見て、どんな印象を持つでしょうか。

「全く読めないよ!」というのが一般的な反応だと思います。

「こんにちは」、「Hello」、「你好」に比べて文字が不慣れですよね。

ちなみに先ほどのタイ文字をカタカナにすると、「サワディークラッブ」になります。

カタカナにすると、聞いたことがあるかなと思います。

では、タイ語の特徴は何でしょうか。

日本語、英語、中国語との共通点を考えてみましょう。

日本語との共通点は、主語(主格)の省略が起きることです。

日本語→(主語は暗示)どこ行くの?

タイ語→(主語は暗示)จะไปไหน

英語→Where will you go?

中国語→去哪儿?

英語や中国語では下線の部分が省略されませんが、日本語やタイ語では主語が省略されます。言語学的に難しく言うと、「コンテクスト言語」というやつでしょうね。誰の動作を指しているかは状況や文脈で分かるでしょ?という考え方です。

英語との共通点は、単語(外来語)が似ています。日本もそういうところがありますね。単語について言えば、中国語は多くの場合、独自路線です。

英語→Soup

タイ語ซุป

日本語→スープ

中国語→汤

中国語との共通点は、声調や発音の作り方が似ています。

こうした基本知識をまず抑えたところで、タイ語学習は何から始めたらいいのでしょうか。

発音ですか。

文字ですか。

それとも基本会話の暗記からでしょうか。

読者の皆さんはどう考えますか。

私のアイデアを言う前に……

(シンキングタイム)

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181029132755j:plain

(シンキングタイム終了)

さてさて……

タイ語学習について私のアイデアは、以下の順番で取り組むことです。

①発音

②基本会話の暗記

③文字

どうでしょうか。

同じ順番を思い浮かべましたか。

タイ語がお得意な方で「いや、この順番のほうがおススメだ!」という意見がありましたら、コメントください!

なぜ発音、基本会話、文字の順番なのかは、また別記事にまとめてみたいと思います。

引き続き、日本語教師もりすのブログを読んでくださるとうれしいです(*´▽`*)

「ヒノキランド」がチャイプラカーンに完成!

皆さま、こんにちは。

タイのチェンマイ、チャイプラカーンに住んでいる、もりすと申します。

今回は、チャイプラカーンに完成した「ヒノキランド」をご紹介したいと思います。

日本語の正式名称は知りません。「ひのき園」、「檜園」、「ヒノキのくに」、いろんな訳し方がありそうですが、個人的には「ヒノキランド」がしっくりきます。

なぜなら、タイ語では"ฮิโนกิแลนด์ "、英語では"Hinoki Land"です。タイ語、英語の共通点は、「ヒノキ」という音をそのまま使っていることです。こういう場合、正しい翻訳は「ヒノキ」の外国語感を出しておくことだと思います。

実際、私の周りに住むチャイプラカーンのタイ人は口をそろえて「ヒノキ」「ヒノキ」と連呼しています。

というわけで、「ヒノキランド」の雰囲気を写真を中心にご紹介したいと思います。

まずは入口に、浅草を思わせるこんな門があります。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025190654j:plain

2018年10月25日現在、プレオープン期間とのことで入場無料でここを通れます。ただし11月以降は、タイ人180バーツ、外国人230バーツの入場料が掛かるようです。特に入場料を掲示する看板はまだありませんでした。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025191414j:plain

こちらが「ヒノキランド(Hinoki Land)」の全体図ですね。「福門」は地図の真ん中に位置しています。

「福門」を通り抜けると、次に「鳥居」があります。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025191646j:plain

あれ?

「鳥居」ってこんな感じでしたっけ?

と違和感を持ちつつも、奥へ進んでいきます。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192150j:plain

あれ?

やっぱり?

鳥居と鳥居の間隔がせまくないですか?

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192339j:plain

気になって「鳥居」の定義をグーグル検索すると、別に鳥居の数に制限はないようでした。というわけで、引き続き奥へ進みます。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192550j:plain

ここがどうやらメインスポットで、金閣寺をイメージして作った「ヒノキ」の建物のようです。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192728j:plain

靴を脱いで中に入ります。きれい好きな方は、靴下を忘れずにお願いします。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192913j:plain

読者の皆様の夢を壊してしまいますが、

日本によくある和食レストランの床みたいな印象です。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025192838j:plain

でもタイ人のお客様は、結構喜んでいらっしゃって、それを見るとこちらもうれしくなります。人の幸せを見るのは、幸せなことですよね。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025193313j:plain

ひのきの家の中は、そんなに広くはないですが、360度景色を見渡せます。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025193425j:plain

大きな池(おそらく人工)が隣接していて、よく見ると、小さな「鯉」もしくは大きな「金魚」がたくさん泳いでいます。

着物(「きもの」、正確に言うと浴衣?)が大人気

タイ人にとって「ヒノキランド(Hinoki Land)」の魅力は、写真撮影をたくさんしてFacebookInstagramに載せて話題作りができることのようです。

普段着で写真を撮っても面白くない。

よし、着物を着よう。

タイ人にとってこの商法は大当たりのようです。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025194040j:plain

いろいろ突っ込みどころのあるマネキンです。センスの悪い私でも、もう少し雰囲気をよく飾れそうな……。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025194243j:plain こんな感じで服や帯を選べます。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025194334j:plain

下駄もあります。

案の定、料金表などは置いてありませんでしたが、店員さんに聞いたところ、どうやら350バーツだそうです。もし誰かタイ人を連れて遊びに行く予定の方は、詳しくはご自分でご確認ください。タイ人価格などあるかもしれません。

お土産屋さん、一番人気は30バーツの緑茶アイスクリーム

お土産屋さんもあります。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025194743j:plain

ヒノキブランドのシャンプーが350バーツです。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025194920j:plain

こちらはどうやら日本の寝室をイメージしているようです。ベッドって近代的な気がしてしまうが……。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195054j:plain

枕、2800バーツ。日本円で1万円以上ですね。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195217j:plain

小物も売っています。

しかしながら、買っているタイ人のお客様は見当たりませんでした。

タイ人が好きなのは、スイーツなんですよね。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195347j:plain

30バーツのアイスクリームに長蛇の列です。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195437j:plain

25バーツのデザートも売っています。

でもみんなが食べていたのは、緑茶アイスクリームでした。

レストランに日本食はまだ見当たらず

入口の近くにレストランがあります。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195835j:plain

中に入ると、まだそんなに完成していないようでした。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025195935j:plain

タイ式麺や中国式饅頭など軽食がありました。饅頭は10バーツとのことでした。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025200124j:plainたぶんですが、この3種類の券が食券なのではないかなと思います。タイ人の女性が一生懸命スタンプを押しまくって準備していました。

結論:日本の雰囲気を求めてはいけないが、タイ人を連れていくと喜びそう!

実のところ、相当混んでいますよ、「ヒノキランド」。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025200506j:plain外の道路まで車がびっしり、

休日になると屋台も出て渋滞が生じます。

では「ヒノキランド」は本当に日本を伝えるテーマパークなのか。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025200709j:plain

お、「燃えるゴミ」表記があるではないか、日本らしくていいねいいねと思って中を見ると、緑の缶が……。ま、読めないもんね。英語がいいね。中国語とか。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025200921j:plain

というわけで、あきらめが早いですね、タイ人。タイ語、英語、中国語で「お手洗い」表記です。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025201121j:plain

芝生に入ってはいけませんbyタイ語、英語、中国語。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181025201229j:plain

よく

これはどういう意味なんでしょうね。

でも、タイ人にとって「日本」とは何か、見えてくるような気がしませんか?

一言でいうと、おもしろい異国

タイ人の感覚はおそらく……

日本っておもしろいよね。

タイにはない「ひらがな」「きもの」「とりい」「ひのき」。

こんな国があるんだねぇ。

今日は家族みんなで、海を渡った感覚を味わえたね。

日本人はもしかしたら、その国の本当の姿を知りたい気持ちがほかの国の人より強いのかもしれませんね。「本当の歴史は?」とか。

タイ人からすると、家族や恋人と楽しめればいいじゃない。そんな感覚なんじゃないかなと思います。

タイのチェンマイ、チャイプラカーンにある「ヒノキランド」に訪れると、いろいろ発見があるかもしれませんね!

タイ北部の観光名所「ヒノキランド」に足を延ばしてみるのはいかがでしょうか。

詳しくは、BannmaihomHinoki、もしくは、บ้านไม้หอมฮิโนกิでご検索ください。

長い文章読んでくださり、ありがとうございます!

 

ドイアンカーン(Doi AngKang、安康山)その1

今回は、チャイプラカーンから少し足を延ばして、ドイアンカーンに行ってきた時の写真を掲載します。

ドイアンカーン(Doi AngKang)は、タイ北部とミャンマーの国境付近にあるひときわ高い山です。中国人が昔、戦いに敗れ、ミャンマーを経由し、住み着いたことから、中国語の安康山という標識も所々に見かけます。

いずれこの付近の中国人たちの歴史などもまとめて掲載したいと思いますが、まだ調査不足で。。。それはまたいつかにしますね。

さて、チャイプラカーンからドイアンカーン山上までは車で1時間強で行くことができます。Nong Buaという中国人村を抜けていくルートですね。

ちなみに、ファーンからドイアンカーンへ上る道は工事中で通れませんのでご注意ください!2018年10月現在です。地元の中国人によると、2019年3月くらいまで続くとのことでした。)

ドイアンカーンには、とても素敵な景色が広がっています。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022190044j:plain

そして、モンソーンという景色ポイントが以下の通りです。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022190132j:plain

坂がなかなか急でして、日本の坂とは雰囲気が異なります。

例えば、北海道や関東の峠は、登りなら登り、下りなら下りがずっと続くと思うんですが、ドイアンカーンは登ったり下ったりを繰り返します。

ちなみに、日産マーチに5人乗車では登り切れませんのでお気をつけください。何度も、1速で10キロとかですね。車へのダメージがひどいと思います。

でも景色はきれいです。価値はあります。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022190650j:plain

もし、チェンマイやチェンライにお住まいだったり、旅行で来られたりするようであれば、足を延ばして登ってみるのはいかがでしょうか。

中国語(北京語)の声調を覚えるコツ、日本人にありがちなミス

皆さま、こんにちは。

中国語の学習法について、何度か書いてきました。

今回は、中国語の「声調」について書きたいと思います。

「声調」は、中国語の魅力のひとつです。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022184107j:plain

「声調」とは何でしょうか。

大辞林』によると、「音節の構成要素である高低昇降のアクセント」のことです。

声調があるから中国語は難しい、という声も時々聞きますが、声調のおかげで単語を聞き分けやすくなります。

ときどき、「日本語には声調がないから、中国語って難しいよね~」と言う人がいますが、本当に日本語には声調がないのでしょうか。

例えば、「雨(あめ)」と「飴(あめ)」、「箸(はし)」と「橋(はし)」

実は気づかずに音程を使い分けていますよね。

気づかずに。ここがポイントです。

中国語を子供のころから話す人も、気づかずに声調を覚えています。ですから、中国人の方が話す中国語も、生まれ育った地域の人の影響を強く受けているんですよね。いわゆる方言というのか訛りというのか、少なからずみんな持っています。

日本でも、東京の人が言う「雨」と、大阪の人が言う「雨」は違いますよね。それと同じく、中国の人たちも、生まれ育った地域のアクセントもしくは声調があります。

でも、どうでしょうか。皆さんは、子供のころ日本語のアクセントを学校で教わった記憶がありますか。

きっとないですよね?

放送関係の仕事をする人は、NHKアクセント辞典などを使って標準アクセントを覚えると思いますが、一般の人は人生で数回調べれば多いほうじゃないでしょうか。

そうすると、日本人が中国語の声調を学ぶにあたって、どんなことが大事でしょうか。

それは、正しい意識です。

「日本語には声調がないから中国語の声調を覚えるのは難しい」と思ってはなりません。

そうではなく、「今までの人生で声調を意識したことがないから、正しい声調を覚えるには時間が必要」と考えましょう。つまり、「必ず習得できる!」ということです。

もし、声調に苦手意識を持ったり、声調を無視して勉強を続けたりすると、中国語学習の進歩が止まってしまいますので、まずこの正しい意識を持ちましょう。

さて、ここからは日本人にありがちなミスをご紹介します。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022183923j:plain

1.第一声の音程が低い

これは、私が思う、中国語会話がスムーズにできる人とできない人のわかりやすい基準です。

第一声とは、声調の1つめで、高音で始まって高音で終わる音です。

例えば、「他来。」という中国語発音で、「」の音程が低いと、「来」で正しい音程を作れません。

中国語を学び始める方でよくある問題点です。これを乗り越えないと、その先の声調すべてうまくいきません。

コツはなんでしょうか。

第一声を、自分の発する声の種類のうち高めの音で練習することです。

何かを見つけたときに出す「あ!」という高さ。

その音をまっすぐ伸ばす。

このイメージで第一声をしっかり覚えると、ほかの3つの声調が格段に上達します。

2.第一声の連続に迷いが生まれる 

これもよくあるミスです。

「我听音乐。」は言えるのに、「他听音乐。」を間違っています。

「他」の後に「听」が来ると、なぜか疑いが生じ、「听」を第四声にしてしまうようです。

コツはなんでしょうか。

第一声の連続に耳を慣らし、迷わない訓練をすることです。そして、最初のうちは、厳しく誰かにダメ出しをしてもらうことです。

日本語の場合、「繰り返」とか「持ち上げ」とか、動詞の後ろの音程を下げることが多いので、第一声の連続が慣れないんでしょうね。

f:id:morris-is-japanese-teacher:20181022183957j:plain

3.第三声が連続する時に、2つめの第三声の終わりの音が高くなってしまう

例えば「很好」と言うのは学習初期の難関だと思います。

「很」で苦労して忘れがちなのが、「好」の終わりの音です。

第三声が続く時1つめの第三声が第二声に変調するのは基本知識ですが、2つめの第三声についてはあまりヒントがないことも少なくありません。

それで結果的に、第三声の連続が第二声の連続のようになってしまっている学習者の方がいます。

コツはなんでしょうか。

第三声が連続する時の2つめの第三声は、一番低い音で軽く発するだけにすることです。

分かりやすい例は、中国人が言っている「你好」の「好」です。第三声ですが、上に上がっていく音はほとんど聞こえないはずです。それがポイントです。

まとめ

声調に関しては、自分で正しい音を発しているかどうかを確かめるのは簡単ではありません。率直に教えてくれる誰かに聞いてもらって、直してもらう必要があります。

中国大陸は広いので、人によって声調もさまざまとはいえ、標準語においては意外と共通している認識も多いです。今回上げた3つは、中国人が比較的気にする要素だと観察しています。

参考になれば幸いです!